いざプログラミングの勉強を始めようと思っても、最初の壁となるのは開発環境を整えることです。プログラミング言語によって開発環境は異なり、プログラミング初心者や今までパソコンを触ったことのない人にとっては大きな壁になります。
この記事ではこれからPHPの勉強を始めたいと思っているMacユーザーの方に向けて、初心者の方でも簡単に構築できるPHPの開発環境の作り方を紹介していきます。
工程一つ一つに画像をつけていますので、初心者の方でも簡単に開発環境が構築できると思います。
もし、この記事通りに進めてもエラーが起きたり、次のステップに進めない場合はお問い合わせフォーム・コメント欄・Twitterでご質問ください。サポートさせていただきます。
WindowsでPHPの開発環境を構築する方法は別の記事で紹介しています。

MAMPのインストール方法
では最初にMAMPをインストールしていきます。
MAMPをインストールするために、MAMPのダウンロードサイト(Downloads – MAMP & MAMP PRO)にアクセスします。

今回はMacのため、MAMP & MAMP PRO 6.4 macOS 10.12をクリックします。

MAMP & MAMP PRO 6.4 macOS 10.12をクリックすると、すぐにパッケージをどこにダウンロードするのか聞かれます。任意の場所にダウンロードしていきます。

ダウンロードが完了したら、画面左下にあるファイルをクリックします。

「続ける」をクリックします。

「続ける」をクリックします。

「Continue」をクリックします。MAMPには日本語設定がありません。英語とドイツ語しかありません。

「Continue」をクリックすると、同意するかという文が表示されますので、「Agree」をクリックします。

MAMPをどこにインストールするのか聞かれるので、何も変更せず、「インストール」をクリックします。
MAMPをインストールするには1.82GBの空き容量が必要となります。空き容量が足りていない場合はインストールができず、エラー発生の原因となります。

以上でMAMPのインストールが終了です。「閉じる」をクリックして終わらせて大丈夫です。

「閉じる」をクリックすると、MAMPのインストーラーをゴミ箱に入れるかどうかを聞かれます。ダウンロードが完了したら、インストーラーは不要ですのでゴミ箱に入れて大丈夫です。

念の為、MAMPがアプリケーションに入っているか確認しておきましょう。MAMP PROも入っていますが、使わないので削除してしまって大丈夫です。
MAMPはよく使うので、Dockに移動させておくことをオススメしています。
MAMPの使い方

MAMPのアプリを起動し、画面右上にあるStartをクリックします。これでMAMPを起動しています。

Startの部分が緑色に変化すれば、MAMPが起動している証拠です。
実際にPHPを書いてみよう
テキストエディタ
これから実際にPHPを書くのですが、PHPを書くにはテキストエディタが必要となります。高性能なメモ帳と思っておいてください。
テキストエディタにはいろんな種類がありますが、どのアプリでも機能はほぼ同じなので自分の好きなテキストエディタを選んでください。
もしどのテキストエディタを選べば良いのかわからない人はVisual Studi Codeを使ってみてください。ダウンロード方法はMacでVisual Studio Codeをインストールする方法【初心者向け】で紹介しています。

PHPのファイル作成

PHPファイルをつくります。拡張子は.phpにしてください。今回はtest.phpというファイルを作りました。
またPHPファイルを保存する場所は、アプリケーション→MAMP→htdocsに保存してください。今後もPHPファイルを作成するときはhtdocsに保存してください。ここに保存しないとPHPは動きません。
サンプルコード
<?php
echo "初めてのPHP!";
?>
先ほど作ったtest.phpに上にコードを貼り付けてください。今はこのコードの意味が分からなくても大丈夫です。
コードを貼り付けられたら、保存します。(command + Sで保存可能)
PHPを実行する
ファイルの保存が終わったらブラウザを開きます。Google ChromeやSafari、FireFoxなどなんでも大丈夫です。今回はGoogle Chromeを使っていきます。

ブラウザの検索欄に
localhost:8888/test.php
と入力します。
もし作成したファイルが、test1234.phpの場合は、
localhost:8888/test1234.phpとなります。
URLが入力できたら、enterを押して実行します。
画面上に、「初めてのPHP!」と入力されていれば、PHPの実行が完了です。
localhostのポート番号を変更・確認する方法
さきほどURLに入力したlocalhost:8888。8888の部分をポート番号と呼びます。ポート番号は変更することも可能です。

MAMPのPreferencesをクリック

- 上のメニューバーから「Ports」を選択
- 「Apache Port」と「Nginx Port」の番号を変更
- OKをクリック
ブラウザで新しく設定したポート番号を入力してエラーが出なければ、ポート番号の変更が完了です。
localhost:新しく設定したポート番号/test.php
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